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Bachに戻れない私は・・・

Bachに戻れない私は・・・

昨日・今日と、はしゃいでしまい音楽三昧にどっぷり浸かってしまって、またダウンして居ました。

音楽はバッハから始まり、バッハに戻って来る・・・・。
と、書いていながらへそ曲がりの私はバッハから直ぐに離れて行ってしまいます。

もう一ヶ月以上もラテン語を聴いてないので禁断症状が・・・。

皆様はクリスマスの期間をご存知ですか?
クリスマス(降誕祭)の4つ前の日曜日から「待降節」が始まります。
そしてカトリックを始め聖公会やプロテスタント諸派も1月6日の「主の公現祭」をもってクリスマスが終わります。

それでは「主の公現祭」の入祭唱をネウマ譜(四線譜)で書かれたグレゴリオ聖歌でお聴き下さい。

Introitus:Ecce Advenit


同じ聖歌ですが、バチカンのサンピエトロ大聖堂で行なわれた「主の公現祭」の入祭です。

Introitus:Ecce Advenit



続いて司祭(司教や神父)が聖書朗読の為に説教台の階段を上る時に歌われる「昇階唱」。

ネウマ譜で書かれる以前の楽譜は、この様な感じで文字の上に波の様な記号を書いていました。
そして一線のネウマ譜が考案され、それが二線、三線、そして四線の楽譜になってネウマ譜が完成しました。
実はバロック時代でも五線のネウマ譜が使われた時代も在りますが・・・。

Graduale: Omnes de Saba venient


上記の「昇階唱」は後のルネサンス期音楽でも良く取り上げられています。

Graduale: Omnes de Saba venient


またクラシックでも・・・。
映画「Almost Angels」の一場面。

Graduale: Omnes de Saba venient

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テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

クリスマスイヴですね!

クリスマスイヴですね!

音楽大学で西洋音楽史を習った方くらいしかご存知無いと思いますが、大昔のカトリック教会のミサ典礼をご案内致します。

Youtubeのページに、本来だったら真夜中の零時過ぎから始まる第一ミサの昇階唱(説教台へ司祭が階段を昇る時に唄われる聖歌)のデータです。
第二バチカン公会議で典礼規則が変わって歌わなくなった聖歌です。


Tecum  Principium

写真は私の典礼書のLiber UsualisのTecum Principiumが載って居るページです。

大昔のカトリック教会の聖歌を是非お聴き下さい。

Tecum Principium


ただの一曲だけではクリスマスの教会の雰囲気が判りませんね?
下記のリンクでは、カトリック典礼そのままの、イギリス国教会(聖公会)の御降誕祭第一ミサ典礼のyoutubeデータを記載致しております。
私のホームページでページの上から真ん中辺りに、御降誕祭第一ミサ典礼に付いて詳しくご説明致して居ります。
宜しければお越し下さい。↓
亀山築城の城 研究者の独り言

テーマ : 音楽
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大昔のカトリックのクリスマスはこうでした。ご覧下さい。

我等の主イエズス・キリストの御降誕の日中の第三ミサ

本当は去年ご案内した深夜の第一ミサとこの第三ミサの間にあげられる第二ミサを検索していました。
しかし、探し当てられずに仕方なくこの第三ミサをご紹介致します。


In Nativitate Domini Nostri Jesu   
の ご降誕   主の  我等の イエズス 
Chrisiti ad Primam Missam in Nocte.
キリスト の 第一  ミサ  の 深夜
我等の主イエズス・キリストの御降誕の深夜の第一ミサ。

第一ミサは、大昔はクリスマスイヴの深夜0時から執り行われていました。
盛式ミサなので、通常のごミサと違って二時間を越えることがよくあります。

第一ミサの後、信徒会館でお茶などを頂きながら、そのまま第二ミサを待ちます。


第二ミサは;
In Nativitate Domini Nostri Jesu   Chrisiti 
の ご降誕   主の 我等の  イエズス キリスト 
ad Secundam Missam in Aurora.
の 第二   ミサ  の 曙(夜明け前)
我等の主イエズス・キリストの御降誕の夜明け前の第二ミサ。

と言って、クリスマスの太陽が昇る前から始まります。
Auroraは「曙」とか「夜明け前の光」と云う意味で、極地で見られる「オーロラ」の語源です。


In Nativitate Domini Nostri Jesu   Chrisiti 
の ご降誕   主の  我等の イエズス キリスト 
ad Tertiam Missam in  Die.
の 第三   ミサ  の  日中
我等の主イエズス・キリストの御降誕の日中の第三ミサ。


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
intro
Introitus
入祭唱


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Kyrie
キリエ(第八 キリエ 主よ哀れみたまえ)


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Gloria
グロリア(第八 グロリア 天のいと高きところに栄光)


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Oratio et Lectio
祈願;
Oratio. Concede,quaesumus omnipotens Deus:・・・
第二朗読;
Lectio Epistolae beati Pauli Apostoli ad Hebraeos.・・・
使徒パウロに依るヘブライ人への手紙


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Graduale
昇階唱
(説教台へ上っていませんが、本来はその階段を上る時に歌われる聖歌です)


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Alleluia
アレルヤ唱


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Evangelium
聖福音書の朗読


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Credo
信仰宣言(第三 クレド)


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Offertorium
奉献唱


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Praefatio
聖変化の秘跡への祈願


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Sanctus
聖なるかな(第八 サンクトス)


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Canon
聖変化の秘蹟(種無しパンと葡萄酒がキリストの体と御血に変化する秘跡)


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Pater Noster
主の祈り


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Agnus Dei
神の子羊(第八 アグヌス・ディ)


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Communio
聖体拝領唱


In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die
Postcommunio
聖体拝領後の祈りと閉祭唱、退堂


これらのミサ典礼は、古い形式のミサ典礼で「背面ミサ」と呼ばれています。
司祭が会衆席に背を向けて、祭壇でミサ聖祭を執り行う形式です。
現在は「対面ミサ」と呼ばれて、祭壇が聖所中央に移動し、祭壇に向かう司祭が会衆席に向かう形になっています。
古い形式のミサも、司祭が先頭に立って会衆を導いているように思えるので良いと思います。
勿論、現在の対面ミサは一つの食卓(祭壇)を司祭と会衆が囲む、晩餐を連想させるので、この形式も素晴らしいと感じています。

今回は私の「LIBER USUALIS」が、ネウマ譜掲載の為に大活躍でした。

最後に;

Canto Ambrosiano
In Nativitate Domini
GAUDE ET LAETARE
GAUDE ET LAETARE
グレゴリオ聖歌とは違って、アンブロシオ聖歌の典礼聖歌は全然違った雰囲気ですね?
皆様は如何思われますか?
イタリアのミラノを中心として歌われていた地域のカトリック聖歌ですが、グレゴリオ聖歌に駆逐されてしまいました。

私のミサ典礼書(LIBER USUALIS MISSAE ET OFFCII)にも数曲のアンブロシオ聖歌のネウマ譜の楽譜が記載されています。


ネウマ譜の大きな写真をご覧になりたい方は下記の私のホームページにお越し下さい。
研究者の独り言

テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

クリスマスの賛美歌。皆様が良くご存知の歌はプロテスタントの賛美歌ですね?それではこれをお聴きになられたことが御座いますか?

クリスマスですね!


気が付くともうクリスマス!全世界でクリスマス一色ですが、日本ではなじみの無い東方典礼(ギリシャやロシア、中近東、アフリカなどの正教会)のクリスマスなどの典礼をご紹介致します。

私はカトリックですが、先ず誤解の無いように説明いたしますが、カトリックには派が有りません。よく「イエズス会派」とか「フランシスコ会派」などと言われていますが、これらは修道会の名前でプロテスタントや正教などの派閥では有りません。カトリックは世界中の国々の教会が一つの教会です。

プロテスタントには、ルター派やカルバン派などの世界中で四百以上の派に別れ、日本でも二百以上の派が活動しています。
正教会には大きく分けて三つの派が存在しています。
下記のウイキペィアのページをご覧下さい。
正教会



メルキト派・カルケドン派;

下記のウイキペィアのページをご覧下さい。
ギリシャ正教


いつものように右記のような青色のリンクをクリックするとyoutubeの該当曲のページに入れます。


Xristos Gennatai, Greek Orthodox Christian Chant


Xristos Gennatai, Greek Orthodox Christian Chant


Orthodox Christmas Canon





下記のウイキペィアのページをご覧下さい。
ロシア正教会


Orthodox Christmas in Russia


Christmas Eve Mass at Russian Orthodox Church


Кирилл надел патриарший куколь
大主教の叙階式(祝聖式)??

Освещаване на мирото
お御堂内での説教台で聖福音書が朗読されています。
朗読が終わると、主式司祭の祝福があります。
正教のお御堂は、ユダヤ教の神殿に良く似た構造で、会衆席、聖所、至聖所に分かれ、聖体祭儀が行われるのは至聖所で一般会衆からは見ることが出来ません。
映像でお判り頂けると思いますが、イコノスタシス「聖障(せいしょう)」と呼ばれる壁で仕切られています。

Освещаване на мирото
これから聖変化(種無しのパンがキリストの体に変化すると言う儀式)に入ります。
次々と至聖所から司祭たちが出てきて両手の指を洗っていますが、これは私達カトリック教会でも同様の儀式があります。
カトリックでは珍しい複数の司祭による「共同司式」は、正教ではごく普通の聖餐式(御ミサ)の形式です。
映像の途中で何かを振り回していますが、これは「香炉」で、カトリックでも盛式ミサではよく行われています。
奉納行列の最後に、種無しのパンと葡萄酒が入った聖具が至聖所に奉納されます。

Освещаване на мирото
ご聖体拝領は???
無いようです・・・。
会衆への祝福が終わると・・・・。
良く見るとお御堂の片隅で「ご聖体拝領」が行われています。
私達カトリックとは儀式の順番が違っていますね。
その後「閉祭の儀」が有って、退堂行列が始まり、御ミサが終わります。


下記のウイキペィアのページをご覧下さい。
ルーマニア正教会


Christmass with Romanian Carols


Romanian Christmas Carol
Jesus's little cradle


Christmas at the Romanian Orthodox Church




下記のウイキペィアのページをご覧下さい。
ブルガリア正教会


Bulgarian Orthodox Chant


Bulgarian Orthodox Music




下記のウイキペィアのページをご覧下さい。
グルジア正教会


georgian orthodox church chant
Christ is born


Georgian Christmas Song




下記のウイキペィアのページをご覧下さい。
日本ハリストス正教会
お近くの正教会にいらっしゃってみて下さい。




非カルケドン派;


下記のウイキペィアのページをご覧下さい。
シリア正教会


christmas in syria
(syriac orthodox church in aleppo)




下記のウイキペィアのページをご覧下さい。
コプト正教会


Coptic Christmas Eve


Coptic Christmas




下記のウイキペィアのページをご覧下さい。
エチオピア正教会


Ethiopian Orthodox Tewahedo Church Christmas Song


St Lalibela Ethiopian Christmas




下記のウイキペィアのページをご覧下さい。
アルメニア教会
アルメニア正教会はどういうわけかクリスマスを1月6日に祝います。

Christmas at St. Vartan Armenian Cathedral


Christmas Liturgy in Antelias


Armenian Christmas Mass in Holy Land



如何でしたか?
この様に正教には多くの派や国々や民族に適合した教会が存在しています。
世界中でクリスマスの喜びを彼ら独自の典礼で祝っているのです。

申し訳有りませんが、先にも申し上げましたように、プロテスタント教会は余りにも種類が多いので説明し切れません。

また私達カトリックのグレゴリオ聖歌(ネウマ譜)の説明に戻ります。
ご精読有難う御座いました。

私のホームページ「研究者の独り言」では、四線譜の楽譜(ネウマ譜)で書かれたグレゴリオ聖歌を説明致しております。
どうぞ下記のリンクよりお越し下さい。
研究者の独り言

テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

8月15日はカトリック教会の聖母被昇天の大祝日

現在癒しの音楽として、グレゴリオ聖歌が世界的に注目されています。
皆様がきっとお聴きになられた事のない、ネウマ譜で書かれたグレゴリオ聖歌をご案内しております。

聖母被昇天の大祝日 8月15日

ご復活のご案内が途中なのに、もう聖母被昇天の大祝日が過ぎてしまいました。

日本は8月15日と言えば敗戦記念日ですが、カトリック教徒はそればかりでなく、「聖母被昇天の大祝日」をお祝いしています。
カトリック教会の三大お祝い日はご復活、クリスマス、そして「聖母被昇天の大祝日」を盛大に祝っています。

キリスト教の他の正教と新教と違って、私たちは聖母マリアが天に引き上げられた(被昇天)と信じています。

今回はその聖母被昇天の大祝日の典礼をご紹介致します。


In Festo Assumptionis B. M. V.

入祭唱:
SIGNUM MAGNUM

SIGNUM MAGNUM

SIGNUM MAGNUM



昇階唱:
Audi Filia

昇階唱とアレルヤ唱:
Audi filia ; Assumpta Est

アレルヤ唱:
Alleluia: Assumpta Est



奉献唱:
INIMICITIAS PONAM



Amazonで上記の典礼のCDが有ります。
下記のリンクからご購入下さい。
聖母被昇天の祝日ミサ
グレゴリアン・チャントグレゴリアン・チャント
(2000/11/22)
ゴーデハルト・ヨッピヒ神父、ミュンスターシュヴァルツァハ修道院聖歌隊 他

商品詳細を見る



如何でしたか?最近は「もう一つのグレゴリオ聖歌」と云う他のページを作り、Monk(修道者)の格好で現代のPopを歌っているグループを紹介させて頂いています。
彼らは本来のグレゴリオ聖歌を正確に歌えていますので、歌唱力はあると思っています。
気分転換にこちらのページもご覧下さい。

もう一つのグレゴリオ聖歌

これまでのネウマ譜の説明を私のホームページで纏めています。
下記のリンクから私のホームページに入れます。是非お越し下さい。
研究者の独り言 

テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

今日はグレゴリオ聖歌から離れて

今日はグレゴリオ聖歌から離れて

暫く、堅苦しくグレゴリオ聖歌の説明とご紹介を続けてしまいました。

気分転換と言っては何ですが、もう一つのネウマ譜を用いた教会音楽のグループをご紹介致します。

大昔にローマ帝国が西と東に別れた時、同様にキリスト教会も東西に別れてしまいました。

その当時は教会音楽の黎明期で、キリスト教の母体であったユダヤ教の典礼音楽から独り立ちをし始めた頃です。

西ローマ帝国の教会は皆様ご存じのカトリック教会になり、東ローマ帝国の教会は正教会になりました。

分裂する前から、教会音楽はネウマ譜を用いて、典礼音楽を歌っておりました。
二つに分かれた教会は、そのまま別の方向に典礼音楽が発展する事になります。

西洋で五線譜が発明されるまではネウマ譜が、ヨーロッパ音楽の基礎として使われてきた事は、以前からお話ししてきた事ですね?

ではギリシャを中心とした正教会は、どうだったのでしょうか?
長い間、ネウマ譜は教会音楽の楽譜としてその地位を守っていました。
しかし、グレゴリオ聖歌と違って、ビザンチン聖歌(正教会の聖歌)は早い段階で通奏低音が加わって、ポリフォニー化して発達していたのです。

ここで、私の個人的なビザンチン聖歌の印象を・・・。
グレゴリオ聖歌を女性的な聖歌として受け取れば、ビザンチン聖歌は男性的な力強い響きを持って居ると思います。

それでは、ギリシャ正教会の聖歌をお聴き下さい。
私はギリシャ語もロシア語も判りません。ですから、それぞれの曲の説明が出来ません。申し訳有りません。


Greek Orthodox Christian Byzantine Chant


Greek Orthodox Christian Byzantine Music 2


Greek Orthodox Christian Byzantine Music 3


Greek Orthodox Christian Byzantine Chant 4


Greek Orthodox Christian Byzantine Chant 5

如何でしたか?これまでご案内致して居ります「グレゴリオ聖歌」とは全然違った聖歌に聞こえませんか?
私はオリエンタルな響きを持った聖歌として聞こえます。西洋的な物を感じさせない音楽として発達したように思います。

Kyrie Eleison

キリエ・エレイソン(主よ・憐れみたまえ)私が判るギリシャ語です。実際に聴いてみると、全然判りませんでした。



ここから下のデータは、正教会で大きな勢力であるロシア正教会の聖歌です。
学生の頃に、ロシア聖歌(ビザンチン聖歌)のネウマ譜を見た事が有りますが、「これがネウマ譜!!」と思わず声が出るほど、私のネウマ譜とは見た目が違っていました。



Russian Orthodox Chant Valaam


Russian ORTHODOX superb Monasteries and Chants


下記の聖歌は、ここで扱おうかどうしようかと悩みましたが、ポリフォニーのロシア聖歌です。
有名なロシアの作曲家(チャイコフスキー、ラフマニノフ、チェスノコフなどなど)の多くが、ロシア聖歌を作曲して居ます。
合唱曲としても美しいこれらの曲を皆様にも聴いて戴きたいと思いました。

Russian Orthodox chant


Russian Orthodox Choir, Sacret Russian singing Chesnokov's
"Gabriel Appeared"

チェスノコフ作曲の「大天使ガブリエルが現れ」です。有名な曲ですので、皆様もお聴きになられた事が有ると思いますが・・・。


ここから今日(28日)に追加した記事です。

Благовест - Да исправится молитва моя.

この曲は私の大好きな曲です。次回の更新の時に記載させて戴こうかと思いましたが、ネウマ譜から脱線し過ぎますので、この記事に追加させて戴きました。
これも有名な曲なので、皆様もよくご存じの曲だと思います。


Арт-группа "БЛАГОВЕСТ" - БОГОРОДИЦЕ ДЕВО
この曲も有名な曲ですが、表記がロシア語なので日本語での題名が思い出せません。でも、美しいハーモニーですね!


Богородице Дево, радуйся
私達カトリック教会の「アベ・マリア」に相当する天使祝詞と思います。
正教は私達より聖母マリアへの崇敬が強いので、色々な聖歌が作曲されています。


Богородице Дево, радуйся
同じ天使祝詞ですが、何故かグレゴリオ聖歌風な旋律で、私にはとても親近感を持たせて呉れる聖歌です。
それでも、同じ男性の唱方でも、どうしてもグレゴリオ聖歌と比較して男性的に聞こえるのが不思議だと感じています。


Богородице Дево Радуйся - Hail Mary
ちょっと正教の典礼を垣間見て下さい。
これは聖母マリアへの崇敬をしているところです。
正教の場合は、聖母マリアに対する信仰が有りますが、私達カトリック教会は、信仰ではなく信心業になります。つまり教会での公の信仰ではなくて個人的な信心なので、この様な光景は見られません。


グレゴリオ聖歌と袂を分かって、発展したビザンチン聖歌は如何でしたか?世界中には、グレゴリオ聖歌愛好家の数には適いませんが、ビザンチン聖歌愛好家の方々も多くいらっしゃいます。
これを機会にビザンチン聖歌もお聴き下さい。



如何でしたか?最近は「もう一つのグレゴリオ聖歌」と云う他のページを作り、Monk(修道者)の格好で現代のPopを歌っているグループを紹介させて頂いています。
彼らは本来のグレゴリオ聖歌を正確に歌えていますので、歌唱力はあると思っています。
気分転換にこちらのページもご覧下さい。

もう一つのグレゴリオ聖歌

これまでのネウマ譜の説明を私のホームページで纏めています。
下記のリンクから私のホームページに入れます。是非お越し下さい。
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皆様も一度お聴きになりませんか?癒しの音楽として、グレゴリオ聖歌が世界的に注目!とても古いヨーロッパの四線譜の楽譜で書かれた聖歌です。

今日はグレゴリオ聖歌から離れて

暫く、堅苦しくグレゴリオ聖歌の説明とご紹介を続けてしまいました。

気分転換と言っては何ですが、もう一つのネウマ譜を用いた教会音楽のグループをご紹介致します。

大昔にローマ帝国が西と東に別れた時、同様にキリスト教会も東西に別れてしまいました。

その当時は教会音楽の黎明期で、キリスト教の母体であったユダヤ教の典礼音楽から独り立ちをし始めた頃です。

西ローマ帝国の教会は皆様ご存じのカトリック教会になり、東ローマ帝国の教会は正教会になりました。

分裂する前から、教会音楽はネウマ譜を用いて、典礼音楽を歌っておりました。
二つに分かれた教会は、そのまま別の方向に典礼音楽が発展する事になります。

西洋で五線譜が発明されるまではネウマ譜が、ヨーロッパ音楽の基礎として使われてきた事は、以前からお話ししてきた事ですね?

ではギリシャを中心とした正教会は、どうだったのでしょうか?
長い間、ネウマ譜は教会音楽の楽譜としてその地位を守っていました。
しかし、グレゴリオ聖歌と違って、ビザンチン聖歌(正教会の聖歌)は早い段階で通奏低音が加わって、ポリフォニー化して発達していたのです。

ここで、私の個人的なビザンチン聖歌の印象を・・・。
グレゴリオ聖歌を女性的な聖歌として受け取れば、ビザンチン聖歌は男性的な力強い響きを持って居ると思います。

それでは、ギリシャ正教会の聖歌をお聴き下さい。
私はギリシャ語もロシア語も判りません。ですから、それぞれの曲の説明が出来ません。申し訳有りません。


Greek Orthodox Christian Byzantine Chant


Greek Orthodox Christian Byzantine Music 2


Greek Orthodox Christian Byzantine Music 3


Greek Orthodox Christian Byzantine Chant 4


Greek Orthodox Christian Byzantine Chant 5

如何でしたか?これまでご案内致して居ります「グレゴリオ聖歌」とは全然違った聖歌に聞こえませんか?
私はオリエンタルな響きを持った聖歌として聞こえます。西洋的な物を感じさせない音楽として発達したように思います。

Kyrie Eleison

キリエ・エレイソン(主よ・憐れみたまえ)私が判るギリシャ語です。実際に聴いてみると、全然判りませんでした。



ここから下のデータは、正教会で大きな勢力であるロシア正教会の聖歌です。
学生の頃に、ロシア聖歌(ビザンチン聖歌)のネウマ譜を見た事が有りますが、「これがネウマ譜!!」と思わず声が出るほど、私のネウマ譜とは見た目が違っていました。



Russian Orthodox Chant Valaam


Russian ORTHODOX superb Monasteries and Chants


下記の聖歌は、ここで扱おうかどうしようかと悩みましたが、ポリフォニーのロシア聖歌です。
有名なロシアの作曲家(チャイコフスキー、ラフマニノフ、チェスノコフなどなど)の多くが、ロシア聖歌を作曲して居ます。
合唱曲としても美しいこれらの曲を皆様にも聴いて戴きたいと思いました。

Russian Orthodox chant


Russian Orthodox Choir, Sacret Russian singing Chesnokov's
"Gabriel Appeared"

チェスノコフ作曲の「大天使ガブリエルが現れ」です。有名な曲ですので、皆様もお聴きになられた事が有ると思いますが・・・。


グレゴリオ聖歌と袂を分かって、発展したビザンチン聖歌は如何でしたか?世界中には、グレゴリオ聖歌愛好家の数には適いませんが、ビザンチン聖歌愛好家の方々も多くいらっしゃいます。
これを機会にビザンチン聖歌もお聴き下さい。



如何でしたか?最近は「もう一つのグレゴリオ聖歌」と云う他のページを作り、Monk(修道者)の格好で現代のPopを歌っているグループを紹介させて頂いています。
彼らは本来のグレゴリオ聖歌を正確に歌えていますので、歌唱力はあると思っています。
気分転換にこちらのページもご覧下さい。

もう一つのグレゴリオ聖歌

これまでのネウマ譜の説明を私のホームページで纏めています。
下記のリンクから私のホームページに入れます。是非お越し下さい。
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ジャンル : 音楽

皆様も一度お聴きになりませんか?癒しの音楽として、グレゴリオ聖歌が世界的に注目!とても古いヨーロッパの四線譜の楽譜で書かれた聖歌です。

2011年 6月 5日
現在癒しの音楽として、グレゴリオ聖歌が世界的に注目されています。
皆様がきっとお聴きになられた事のない、ネウマ譜で書かれたグレゴリオ聖歌をご案内しております。

聖金曜日の典礼

前回の記事で次回は聖土曜日の典礼をご案内致しますと記載致しましたが、聖金曜日の典礼から抜け出せそうに有りません。

聖金曜日は考えて見ると、有名な曲が多いので、それをご案内せずに次の聖土曜日の典礼に移る訳にはいけませんでした。


先ず、とても有名なResponsorium(レスポンスリウム)のTenebrae Factae Sunt(あまねく暗くなりて)をお聴き下さい。
この曲は中世から聖週間典礼改正(1956年)に依って変更されるまでは、聖木曜日の夕方の典礼で歌われていました。
改正後は聖金曜日の朝に歌われるようになった曲です。

s-TenebraeFactaeSunt.jpg
写真は私のUsualisで、今回も本の保護の為にスキャンを掛けずに、カメラで撮影を致しました。

最初に聴いて頂くのはグレゴリオ聖歌ではなく、イタリアのミラノを中心として歌われていたアンブロシオ聖歌です。
探せばあるのもですね?これもネウマ譜で記載されています。
TENEBRAE FACTAE SUNT, Responsorio ambrosiano



このデータは、ネウマ譜が表示されていますので、私のウズアリスはお休みを頂こうかと思いました。
でも上記の写真のように一目で全体を見れるほうが良いですよね?
アンブロシオ聖歌とは違うのがお判りになられると思います。私はアンブロシオ聖歌とは付き合いが有りませんので、こちらの聖歌のほうがシックリとしています。
Tenebrae Factae Sunt



最初に検索で当たったのがこの聖歌のデータで、仕方なくウズアリスを取り出してネウマ譜を撮影いたしました。
Tenebrae factae sunt





前回の記事でご紹介させて頂いたEcce lignum Crucis(見よ!十字架の木を!)です。
もう一度お聴き下さい。

s-PopuleMeus.jpg
写真は私のUsualisで、今回も本の保護の為にスキャンを掛けずに、カメラで撮影を致しました。


Ecce lignum Crucis



十字架から紫色の布が取り去られた後、会衆(カトリック信者)が、祭壇に進み出て各自その十字架を崇敬しますが、その時に歌われる聖歌が下記の聖歌です。
Improperia(詰問)と呼ばれていますが、Popule Meus(我が民よ)と主なる神が、信者達に詰問している聖歌になります。
この聖歌の面白いところは、途中からギリシャ語とラテン語が交互に歌われることです。
下記のデータには、ギリシャ語とラテン語の歌詞のテロップが表示されています。


このデータはネウマ譜が表示されない代わりにラテン語とギリシャ語の歌詞が表示されていて良いですね?
Improperia (Popule Meus)



こちらのデータもネウマ譜が表示されていないので・・・。私のウズアリスが登場しました。
Improperia Maiora - Popule meus



如何でしたか?最近は「もう一つのグレゴリオ聖歌」と云う他のページを作り、Monk(修道者)の格好で現代のPopを歌っているグループを紹介させて頂いています。
彼らは本来のグレゴリオ聖歌を正確に歌えていますので、歌唱力はあると思っています。
気分転換にこちらのページもご覧下さい。

もう一つのグレゴリオ聖歌

これまでのネウマ譜の説明を私のホームページで纏めています。
下記のリンクから私のホームページに入れます。是非お越し下さい。
研究者の独り言 

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現在癒しの音楽として、グレゴリオ聖歌が世界的に注目されています

現在癒しの音楽として、グレゴリオ聖歌が世界的に注目されています。
皆様がきっとお聴きになられた事のない、ネウマ譜で書かれたグレゴリオ聖歌をご案内しております。

聖金曜日の典礼

聖木曜日の典礼のご説明から、また更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。

さて、今日は聖週間の中でも特別に荘厳な典礼になる聖金曜日の典礼をご説明致しましょう。

カトリック教会の典礼は通常「ミサ典礼」と言って、パンと葡萄酒がキリストの御身体と御血に変化する「聖変化」と云う「サクラメント=秘跡」が中心になる典礼です。

しかし、聖金曜日の典礼は、この聖変化の秘跡が行われません。御聖体拝領は有りますが、ミサを執り行わないので、事前に準備された御聖体が拝領する会衆に与えられます。

ミサの中心の聖変化の秘跡の代わりに「十字架の崇敬」と云う儀式が執り行われます。

この為の専用の十字架に紫の布が被さられて、お御堂の祭壇まで運ばれます。

十字架に掛かっている紫の布を少しだけ外し、神父(司祭)が十字架を会衆に高く掲げて
Ecce Lignum Crucis in quo salus mundi pependit 見よ!世の救いの十字架の木を!」
と、高らかに宣言します。

すると会衆が
Venite adoremus いざ!拝み讃えよう!」
と応えます。

次にまた十字架に掛かっている紫の布を少しだけ外し、再び会衆に上記の様に宣言し、会衆も同様に応えます。

三回目に十字架に架けられた布が全て取り除かれ、会衆に向けて掲げられ、同様に宣言されて、会衆もまたそれに応えます。

いつもの様に青色のテキストをクリックすると、youtubeの該当するページが新しく開いて演奏が始まります。
では、お聴き下さい。

今回は私の「リベール・ウズアリス」をスキャンせずに、カメラで接写してみました。
何分、私が生まれる前に製本された日本でも貴重な典礼書なので、出来るだけダメージを与えたくありません。
ご覧下さい。これがこの曲のネウマ譜(四線譜の楽譜)です。
聖金曜日の典礼


では、お聴き下さい。正統的な歌唱法で歌われています。
この様にトーンが毎回上がっていきます。

 Ecce Lignum Crucis


これは、最近の風潮で女性の方が歌われていますね?大昔の習慣では女性は歌えませんでした。少しお聴き難いかも知れませんが・・・。

 Ecce lignum Crucis


去年の10月06日に皆様へご案内させて戴こうと思って居ました「アンブロシオ聖歌」ですが、ジョバンニ神父の説明だとアンブロシオ聖歌由来の旋律のようですね?
アンブロシオ聖歌の名の由来は、イタリアのミラノの大昔の司教アンブロシオの名前から付けられています。
それからグレゴリオ聖歌も教皇グレゴリオから名付けられています。
ジョバンニ神父が最後に画面に映す「リベール・ウズアリス」は、私のと違う版の様ですね?

 ECCE LIGNUM CRUCIS, Antifona ambrosiana


最後の下記の映像は、聖金曜日の典礼の「十字架の崇敬」を映しています。
どの様に儀式が進められるかが、この映像で理解なされると思います。
この様に、神父が宣言する度に会衆が応え、その後に跪いて十字架を崇敬します。

 Ecce lignum


次回は聖土曜日の典礼についてご説明を致します。

これまでのネウマ譜の説明を私のホームページで纏めています。
下記のリンクから私のホームページに入れます。是非お越し下さい。
研究者の独り言 

テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

現在癒しの音楽として、グレゴリオ聖歌が世界的に注目されています。

現在癒しの音楽として、グレゴリオ聖歌が世界的に注目されています。
皆様がきっとお聴きになられた事のない、ネウマ譜で書かれたグレゴリオ聖歌をご案内しております。

更新が滞ってしまいましたね。申し訳ありませんでした。ところで、聖週間が昨日終わりました。今回は4月18日から24日までの一週間が聖週間でした。

聖週間とは、カトリック教会の一年間の典礼の中で一番重要な、クリスマスより大事な典礼が執り行われる一週間です。
聖月曜日の典礼から始まり、火、水、木、金、土の各典礼と日曜日のご復活の大祝日(イースター)がそれらの典礼になります。
いつものようにyoutubeのデータでグレゴリオ聖歌をお聴き下さい。

今回はその中の聖木曜日の典礼に付いてご説明をさせて頂きます。
Feria V. In Coena Domini , De Missa Salemrni Vespertina

先ず最初は入祭唱
相変わらずの私が生まれる前に印刷された「Misa et Officii」からスキャンしたネウマの楽譜です。

Introitus

Introitus:
Nos autem gloriari oportet in cruce Domini nostori Jesu Christi ・・・・

Nos autem gloriari oportet in cruce Domini nostori Jesu Christi

Nos autem gloriari oportet in cruce Domini nostori Jesu Christi



昇階唱
今回はネウマ譜が写されているので、私のウズアリスはお休みです。

Graduale :
Christus factus est pronobis obediens usque ad mortem , morten autem crucis .

Christus factus est pronobis obediens usque ad mortem

Christus factus est pronobis obediens usque ad mortem

この曲の歌詞は、バロックやクラッシクでもよく用いられていて、有名な楽曲も多いですね?



奉納唱
再びウズアリスの登場です。

Oferitorium

Oferitorium :
Dextera Domini fecit virtutem , dextera Domini exaltavit me ・・・

Dextera Domini fecit virtutem



聖体拝領唱
ネウマ譜を表示されていますので、私のウズアリスはお休みです。

Cummunio :
Dominus Jesus postquam coenavit cum discipulis suis , lavit pedes eorum ・・・

Dominus Jesus postquam coenavit cum discipulis suis


今回は聖木曜日の盛式ミサ典礼で、ウズアリス(Misa et Officii)に、その楽譜が載っている聖歌をご紹介させて頂きました。

次回は聖金曜日の典礼をご紹介致します。

これまでのネウマ譜の説明を私のホームページで纏めています。
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研究者の独り言 

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

現在癒しの音楽として、グレゴリオ聖歌が世界的に注目されています。

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皆様がきっとお聴きになられた事のない、ネウマ譜で書かれたグレゴリオ聖歌をご案内しております。
ネウマ譜,ネウマ,四線譜
更新が滞ってしまいましたね。申し訳在りませんでした。私と我が家族にとって、去年は悲しく寂しい年になりました。10月31日に私の母を亡くし、12月31日には嫁ハンの父を同じ肝臓癌で亡くしたのです。新年を祝う間もなく、葬儀等に追われ、やっと普段の生活に戻れそうになりました。

話題を暗い話から、ネウマ譜について・・・・。
今回は去年の内に説明が出来なかった御降誕(クリスマス)の聖務日課についてお話し致します。

カトリック教会は日曜日の御ミサ(聖餐式)以外に、毎日の聖務日課と云う重要な典礼を持って居ます。これらの典礼の起源は、ユダヤ教から受け継いで、更にカトリック教会で発展してきた典礼です。
一般の信者には関係の無い典礼ですが、聖職者(司教神父)と、信者の一種の修道生活者である修道者(シスターやブラザー)達が、毎日行っている典礼です。最近では熱心な信者が、それぞれの国の言葉で作られた聖務日課を唱えるようになりましたが、今回説明するラテン語の聖務日課とは幾分違っています。


一日の中で8回の時課に分けて、御聖堂で祈りと聖歌を唱えています。

朝課  Matstinum
賛課  Laudes
1時課 Prima
3時課 Tertia
6時課 Sexta
9時課 Nona
晩課  Vespers
終課  Completorium

さて、今回はSecundae Vesperae in Nativitate Nativitate Domini Nostri Jesu Chrisiti(我等の主イエズスキリストの御降誕の第2晩課)から、PLSALUM 109(詩篇109)をご紹介致します。

PLSALUM 109(詩篇109)

PLSALUM 109(詩篇109)、PLSALUM 110(詩篇110)


今回は以上でご勘弁下さい。まだ、母と義理の父を亡くした心の空虚感を癒しておりませんので・・・。


ところで、まだラテン語の言語学的分類を説明させて戴いておりませんね?

ラテン語は:
インド・ヨーロッパ祖語(印欧祖語)
 |→ インド・ヨーロッパ語族
   |→ イタリック語派
   |→ ラテン・ファリスク語群
    |→ラテン語
上記の様に分類されています。

では、我々の日本語は何の語族に属しているのでしょうか?
私の小説の中でも触れていますが、私が高校生だった頃は「ウラル・アルタイ語族」と云う学説が在って、我々の日本語とお隣の韓国・北朝鮮語が、そのウラル・アルタイ語族に属していると考えられていました。
しかし、現在はその学説は否定され、アルタイ諸語に属していると考えられ、日本語と韓国語もそれに含まれると考えられています。

また、この続きを更新させて戴きますので、ご期待下さい。

これまでのネウマ譜の説明を私のホームページで纏めています。
下記のリンクから私のホームページに入れます。是非お越し下さい。
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癒しの音楽として、グレゴリオ聖歌が世界的に注目!

現在癒しの音楽として、グレゴリオ聖歌が世界的に注目されています。
皆様がきっとお聴きになられた事のない、ネウマ譜で書かれたクリスマス聖歌をご案内しております。

さて、ノンビリとしていたら、肝心のクリスマス・ミサが済んでいたと云う事になってしまいます。
今回はミサの順番に従って、youtubeに保存されているデータをご案内致します。


Introitus : Dominus dixit ad me・・・
入祭唱:主は私に仰せられた。・・・


Kyrie : Kyrie eleison,Criste eleison,Kirie eleison.
Kyrie IX from Mass IX, Gregorian Chant
キリエ:主よ憐れみたまえ、キリスト憐れみたまえ、主よ憐れみたまえ。以前にも説明致しましたが、「キリエ」はウズアリスに記載されている唯一のギリシャ語の聖歌で、他は全宇ラテン語です。


Gloria : Goria in excelsis Deo
Gloria IXM from Mass IX, Gregorian Chant
栄光の賛歌:天のいと高き所には神に栄光。・・・


Oratio : Deus, qui hanc sacratissimam noctem ・・・・
集祷文:この至聖なる夜を・・・。

Epistola (TIT.2, 11-15) : Lectio Epistolae beati Pauli Apostoli ad Titum.
書簡(ティトへの書簡 第2章 11-15):
使徒パウロのティトへの書簡の朗読


Graduale : Tecum proncipium ・・・・・
昇階唱:最高の権威は・・・。
この聖歌も好きで、お風呂場で良く歌います。


Alleluis : Alleluia,alluluia・・・
アレルヤ唱:アレルヤ、アレルヤ、・・・
この聖歌も好きで、お風呂場で良く歌います。


Evangelium : Sequentia santi Evangelii secumdum Lucam.・・・
聖福音書:(ルカ 第2章 1-14)・・・


Credo : Credo in unum Deum,・・・
信仰宣言:我は信ず、唯一の神・・・・


Ofefertorium : Laetentur caeli et exsultet ・・・
奉納唱:主のみ前に天は喜び・・・・


Oratio super Oblata : Accepta tibi sit, Domine,・・・
密唱:主よ、願わくは今日の・・・・


Praefatio : Dominus vobiscum.・・・
序唱:主は皆さんと共に・・・・


Sanctus IX from Mass IX, Gregorian Chant
感謝の賛歌:聖なるかな、聖なるかな・・・


Doxologia : Per quam haec omnia,・・・
ドクソロギア:主よ、御身は彼によって・・・


Pater Noster : Oremus ; praeceptis salutaribus・・・・
主祷文:祈りましょう、主の教えを守り・・・上記の主祷文は待降節の聖歌ではありませんが、見当たらなかったので・・・。


Agnus Dei IX from Mass IX, Gregorian Chant
平和の賛歌:神の子羊、世の罪を除きたもう主よ・・・


Cummunio : In splendoribus Sanctrorum,・・・・
聖体拝領唱:聖徳の輝きの中で・・・


Postcommunio : Oremus , Da nobis, quaesumus,
聖体拝領後の祈り:祈りましょう、我等の神なる主よ。・・・・


Ite , Misa est.
閉祭唱:行きなさい、ミサは終わった。


この様にクリスマスイブの真夜中の0時に、降誕第1ミサは行われていました。

これまでのネウマ譜の説明を私のホームページで纏めています。
下記のリンクから私のホームページに入れます。是非お越し下さい。
研究者の独り言 

テーマ : 音楽のある生活
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現在、ネウマ譜が世界的に注目されています。皆様がきっとお聴きになられた事のないネウマ譜で書かれたクリスマス聖歌をご案内しております。

現在、ネウマ譜が世界的に注目されています。皆様がきっとお聴きになられた事のないネウマ譜で書かれたクリスマス聖歌をご案内しております。

二ヶ月ほどの休止となってしまいましたね?母の病状が悪化し、母は我が家での最後の仏教徒だったので、葬式やその後の法要などで更新が出来ませんでした。
さて、11月28日からクリスマスを迎える待降節に入りました。
今回は、その降誕祭(クリスマス)の第一ミサの典礼を説明させて戴きます。

In Nativitate Domini Nostri Jesu Chrisiti ad Primam Missam in Nocte.
我等の主イエズス・キリストの御降誕の深夜の第一ミサ。


Dominus dixit ad me: Filius meus es tu,ego hodie genui te.
主は私に仰せられた。貴方は私の子である。私は今日貴方を産んだと。

この後、栄唱が続き、主題が繰り返されます。

カトリック教会では、クリスマス・ミサを大昔、クリスマスイブの真夜中の0時から第一ミサを、翌日25日の夜明け前に第二ミサを、そして午前中に第三ミサを執り行っていました・
この曲はIntroitos(入祭唱)と言って、司祭(司教or神父)が。お御堂に入る時に歌われる聖歌です。
最初のyoutubeの画像のように、お御堂に入祭行列を組んで入堂します。
画像は英国のウエストミンスター大聖堂の動画ですが、英国国教会(聖公会)の典礼は、カトリックと殆ど同じなので、ここでご案内致します。
残念な事に、日本ではこの様なネウマ譜で書かれたグレゴリオ聖歌は、現在歌われておりません。

司教(枢機卿、大司教を含む)は、ミトラを被り、スータンの上にアルバを着ています。
司祭(神父)はスータンの上にアルバを着ています。
侍者は黒いスータンの上に白いスルピリを着ています。

この曲は個人的にとても好きな曲なので、反響の多い浴室で湯船に浸かりながら良く歌っています。

では、下記のリンクをクリックされてお聴き下さい。今回は画像でネウマ譜も表示されていますので、私のネウマ譜はお休みを戴きます。


Introitus - Dominus dixit ad me

Westminster Cathedral Choir


Introitus - Dominus dixit ad me



Introitus - Dominus dixit ad me



Introitus - Dominus dixit ad me



Introitus - Dominus dixit ad me



これまでの説明が下記のリンクで記載致しております。「研究者の独り言」へお越し下さい。
研究者の独り言 



教会音楽を研究実践している聖グレゴリオの家聖歌隊による、シリーズ第1弾。日本でのグレゴリオ聖歌研究の第一人者、水嶋良雄が指揮した、降誕祭で歌われる4つのミサ曲を収録。リリース当初から高い評価を得た録音。

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

音楽の楽譜で五線譜ではなくて、四線譜の「ネウマ譜」をご存じですか?

「ネウマ譜について」

今回、ネウマ譜のそれぞれの楽曲に相当するネウマ譜の楽譜を私のネウマ譜からスキャンして添付致しました。

年代物のネウマ譜なので、ボロボロの楽譜をスキャンするのは気になっていますが、皆様がもっとネウマ譜に付いてご興味が出来ますようにと願い、各楽曲のネウマ譜を説明文に添付致しております。

是非、私のホームページにいらっしゃって、ネウマ譜とその歌唱をお確かめ下さい。
ヨーロッパの中世に歌われていた歌唱ですが、その感じが掴めると思います。

下記のリンクから私のホームページに入れます。是非お越し下さい。
研究者の独り言

テーマ : 音楽のある生活
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五線譜ではなくて、四線譜の「ネウマ譜」をご存じですか?

「ネウマ譜について」

時々、記事を更新しては皆様にご高覧戴いて居る、「ネウマ譜について」をホームページで纏めて更新致しております。

これまでより見易く、説明の必要な語句は説明してあるリンクを付けるように致しました。

少しは分かり易くなったのでは無いかと、自己満足しています。

私の説明だけでは、偏った説明になってはいけないと注意しながら書き進めていますが、今回のリンクを活用して戴く事で、或る程度の正確性が担保出来るのでは・・・?

下記のリンクから私のホームページに入れます。是非お越し下さい。
研究者の独り言 

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

ネウマ譜について

ネウマ譜について
ネウマ譜,ネウマ,四線譜

さて今晩は、前回に続いてミサ曲ではポピュラーなサンクトスの曲を聴いて戴きたいと思います。
今回はネウマ譜が映っているデータをわざわざ選び、私のネウマ譜をスキャンしなくても良いようにしてしまいました。

Sanctus,Sanctus,Sanctus Dominus Deus Sabaoth.
聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな 万軍の神なる主。
Pleni sunt caeli et terra gloria tua.
主の栄光は天地に満つ。
Hosanna in excelsis.
天のいと高きところにホザンナ。
Benedictus qui venit in nomine Domini.
ほむべきかな、主の名によりて来る者。
Hosanna in excelsis.
天のいと高きところにホザンナ。

第八の典礼の固有聖歌は「天使ミサ」と呼ばれ、通常のミサで歌われる曲です。


前回のラテン語の説明で、格(casus)について触れたので、その説明が必要ですね?
薔薇(rosa)の変化を例示しておきます。
1.主格(nominatinus) rosa
2.属格(genitivus)  rosae
3.与格(dativus)   rosae
4.対格(accusativus) rosam
5.奪格(ablativus)  rosa
6.呼格(vocativus)  rosa!
7.地格(locatvus)   この格はほんの少しだけしか使われていません。

それでは第八サンクトスをお聴き下さい。

第八サンクトス

第八サンクトス

テーマ : 音楽のある生活
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ネウマ譜について

第一サンクトス
ネウマ譜について
ネウマ譜,ネウマ,四線譜

前回紹介させて頂いた「カルミナ・ブラーナ」は如何でしたか?
中世の写本では、ネウマ譜で記録された楽曲も有りますので、とても興味深いと思っています。

私の持っているネウマ譜の楽譜は、私が生まれる前に製作されたものです。それで出来るだけスキャナなどには掛けたくないと思っていました。
しかし、本格的にネウマ譜の説明をしようと思うと、やはり登場して貰わなければならないようです。

今回は、第一サンクトスを紹介させて頂きます。
後世のミサ曲でも必ず取り上げられている曲です。「聖なるかな」と言う題の歌になります。

Sanctus,Sanctus,Sanctus Dominus Deus Sabaoth.
聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな 万軍の神なる主。
Pleni sunt caeli et terra gloria tua.
主の栄光は天地に満つ。
Hosanna in excelsis.
天のいと高きところにホザンナ。
Benedictus qui venit in nomine Domini.
ほむべきかな、主の名によりて来る者。
Hosanna in excelsis.
天のいと高きところにホザンナ。

ここで、気が付かれた方がいらっしゃると思います。
主と云う単語が、DominusとDominiと違った表記になっていますね?
ラテン語はドイツ語やスペイン語の様に、語尾変化をする言語です。
ラテン語の品詞は全部で八つ有り、名詞、形容詞、代名詞、動詞、副詞、前置詞、接続詞、間投詞が存在しています。
この中で、名詞、形容詞、代名詞、動詞は、先程の様にその使い方によって語尾が変化します。

例えば、薔薇(Rosa)の語尾変化を下記に示します。
Rosa pulchra est. 薔薇は美しい。
Rosam amo. 私は薔薇を愛する。
Rosae odor est suavis. 薔薇の香りは快い。
Rosa ornat Iulia mensam. ユーリアは机を薔薇で飾る。
Rosae aquam do. 私は薔薇に水をやる。
Rosa,pulchra esto. 薔薇よ、美しくあれ。

上記のように、語尾が変化して出来る形を格(casus)と云います。さも、日本語のテニヲハの代わりを語尾変化で表しているわけです。
ラテン語は西洋の言語の中で一番難しい文法を持った言語で、ラテン語を志す人にとって辛苦を味わって勉強する必要があります。

それでは、第一サンクトスをお聞き下さい。

第一サンクトス

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今日は気分を変えて

今日は気分を変えて

ネウマ譜だけの話では、堅苦しいのでは無いですか?
今日はちょっと砕け散ってみたいと思います。
ここ数日無理をしてしまい、ダウンしてしまいました。

私の考古学研究の原点、人類学者のトール・ハイエルダール(ヘイエルダール)博士が執筆された「コンチキ号漂流記」を小学校二年生の時に読んで、私はインカ文明に興味を持ちました。そのまま考古学、民族学、民俗学などに興味を覚えて現在に至っています。

インカ文明には、皆様もご存じの様に多くの有名な曲があります。日本でも世界中でも愛されて居る曲が多いと思います。
「コンドルは飛んで行く」
「花祭り」
「太陽の乙女たち」
「コージャ族のお祭り」
「灰色の瞳」
考古学的に、インカの音楽で使われているケーナ(ケーニャ)は、コンドルの骨や、人間の大腿骨から作られたケーナも発掘されています。
伝説では、ケーナは或る貴族のお姫様で、兵士と恋仲になったと言われています。
それを知った姫の父の貴族が、彼を遠い戦場に送り、長い戦いの後に彼が帰国すると、最愛のケーナ姫は病気で亡くなって居たとの事です。
インカは20世紀まで、死者をミイラにする習慣が残っていました。
ケーナ姫もミイラに既になっていたそうです。墓場に出向き(これはおかしい!ミイラは家の中で保存し、生きて居る家族同様に扱われています。)、墓場で彼は嘆き悲しんでいたそうです。
風が吹くと、懐かしいケーナ姫の歌声が・・・。涙目で探し回ると、姫の大腿骨が地表に現れていたそうです(これもおかしい!)。彼は思わず、その骨に口を付けて、息を吹き込むと姫の声の様に、綺麗な音が・・・・。これがケーナになった原型と云う事らしいです。
とすると、このケーナ姫は2000年以上も前のお姫様に・・・・。

日本でも、加藤登紀子と長谷川きよしが歌った「灰色の瞳」、一時期流行したので、ご存じの皆様も多いと思います。先ず原曲から・・・・。スライドで映ってるのは、世界遺産「マチュピチュ(老いた峰)」の石造りの神殿や住居遺跡です。ここでは太陽の巫女達がインカ皇帝の衣服やトウモロコシから作る酒をかもしていました。写っている写真の殆どは「ワイナピチュ(若い峰)」で、マチュピチュ側から撮った写真が殆どです。山間を流れている川は「ウル・バンバ河」です。それから、インカ帝国の首都のインカの石組みの写真も映っています。

灰色の瞳(Aquellos ojos Grises=アケージョス・オコス・グリセス)
灰色の瞳

灰色の瞳 加藤登紀子 / 長谷川きよし
灰色の瞳

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ネウマ譜について

ネウマ譜について

今日はネウマ譜で書かれた「グレゴリオ聖歌」の前に存在していたローカルな聖歌をご紹介出来ればと考えておりました。

それはアンブロシオ聖歌とモサラベ聖歌です。
生憎youtube で検索してみましたが、流石にローカルな聖歌だけあって、検索に引っ掛かりませんでした。

アンブロシオ聖歌はイタリアのミラノで歌われていた聖歌で、三世紀頃から発生し始めて4世紀にはその名がミラノ司教の名から付けられたと云う歴史があります。
これはグレゴリオ聖歌と比較すると単調なメロディが多く、逆に複雑なメロディはグレゴリオ聖歌よりもっと複雑な曲もあります。結局、この聖歌はグレゴリオ聖歌に席巻され、忘れ去られました。写本が残っていますので、これも解読研究中の楽曲です。

モサラベ聖歌はスペインのごく一部で6世紀頃から歌われ続けて居ました。しかし、これもグレゴリオ聖歌に統一された為に、一部の修道院を除いて歌われなくなりました。
この聖歌には面白い伝説があって、モサラベ聖歌とグレゴリオ聖歌が、どちらが優れているかを、はっきりとする為に、両聖歌の楽譜を火の中に投じたそうです。正しくて優れている聖歌は燃えずに残ると・・・・。
結果は、グレゴリオ聖歌はあっという間に燃えてしまい、モサラベ聖歌はいつまでも燃えずに残ったそうです。
しかし、モサラベ聖歌はやはり使われなくなったと云う事です。

上記の二つの聖歌のデータは、今度ゆっくりと探す事にして、今日は何を・・・・。?

昨日の死者の日の典礼の入祭唱「Requiem aeternam dona eis Domine 」を聞いて戴きましょう。

同じカトリック司祭が歌っていますが、少しずつ歌唱法が違います。お気づきになられますか?

Requiem aeternam dona eis Domine(入祭唱)

Requiem aeternam dona eis Domine(入祭唱)

Requiem aeternam dona eis Domine(昇階唱)

最後の曲は説教台の階段を登る時に歌われるので、「昇階唱」と云います。この歌は綺麗な旋律なので、私も良く歌っている歌です。

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ジャンル : 音楽

ネウマ譜について

ネウマ譜について

昨日少し取り上げた曲で、ネウマ譜で書かれた「Victimae Paschali Laudes(ビクティメ パスカリ ラウデス:見よ神の子羊」を、youtubeで無いと思いながら検索してみました。
すると幾らでもあったのです。
このネウマ譜に関しては、私のHPで説明致しておりますので、下記のリンクよりお読み下さい

研究者の独り言

ネウマ譜に関しては、新たにホームページでも詳しく書いていこうと思って居ます。

以下にyoutubeで見付けたVictimae Paschali Laudesのリンクを示します。どうぞお聞き下さい。

Victimae Paschali Laudes
この歌唱法は、物凄く癖のある歌い方です。私のネウマ譜の解釈と大分違った歌い方です。
しかし、楽譜が写っていますので、先ずこの歌の感じを判って戴きたいと思います。

Victimae Paschali Laudes
この歌い方が私の歌い方です。HPで説明致しておりますが、正確な歌唱法はまだ確定していません。

Victimae Paschali Laudes
本来はこの様に、パイプオルガン等の楽器の伴奏もなく、人の声のみの歌唱が実際の歌い方です。私のラテン語が訛っているのか、この人が訛ったラテン語なのか・・・・・疑問です。

一説によると、このVictimae Paschali Laudesがルネッサンス期に最初のポリフォニー(複音律旋階)として、通奏低音のパートで使われたと云われています。またこの曲の原型は原始的なシャンソンからのメロディで無いかとも云われています。

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

ネウマ譜について

ネウマ譜について

 皆様はネウマ譜についてご存知ですか?

 音楽大学などで西洋音楽史を履修なさった方はご存知だと思いますが、念のために説明をさせて頂きます。
 現在使われている五線譜以前の楽譜で、ネウマと云う音楽記号を使った四線の楽譜のことです。
 勿論、最初は一線譜が始まりで、その一本の線の上と下に必要に応じて、付線を行ってメロディを記譜してました。
 使用する音域が広がるにつれて、一本の線が二本、三本そして最終的に四本の線で構成された楽譜として完成されました。
 しかし、ネウマの記号の特殊性もあって、モノフォニー(単音律旋階)は効率よく記譜出来、演奏もしやすい楽譜なのですが、中世ルネッサンス期から発展してきたポリフォニー(複音律旋階)の記譜は不可能な楽譜です。
 それでもバロック期までは使われてきましたが、高度に発達した対位法や和声法の記譜には限界が来て、ついに五線譜が発明されて、四線譜は次第に使われなくなった経緯があります。
 最初の対位法は、ネウマの旋律に4度か5度の音階を付け加えた平行旋律が最初だと考えられています。
 この唱法をオルガヌムと呼びます。歴史的に見ると「Dominica Resurrectionis ad Missam」の続唱「Victimae paschali laudes」が最初の対位法によるポリフォニーでないかと云う説もあります。

 さて、ポリフォニーはそちら専門の方に任せて、私はモノフォニーのネウマ譜に限ってお話を進めていきたいと思います。

 とりあえず、youtubeでこのネウマ譜がどのような楽譜で、どのように歌われているかをお聴き下さい。

Kyrie Eleison VIII (Angelis)

 このデータはネウマ譜と歌唱とがリアルタイムで映っていますので、判り易いと思います。
 この曲は「第8キリエ」と言って、「天使ミサ」に使われているギリシャ語の曲です。

 まだヨーロッパに現在のようなハーモニーを持った楽曲が出来る前は、このような歌が歌われておりました。その様子を思い浮かべながらお聴き下さい。

 出来るだけ、ネウマ譜についてご説明をさせて頂きたいと思っています。

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

私の研究のライフテーマの一つのネウマ譜  続編02

私の研究のライフテーマの一つのネウマ譜  続編02

私の研究のライフテーマの一つのネウマ譜  続編02
クリックすると、拡大出来ます。

 写真(コピー)の上から三分の一の部分に音符の種類が掲載されています。
 ネウマ譜の単体(単音ネウマ)で名称と種類が述べられています。
 a.方形の形ですが、これをPunctum quadratum(プンクツム クアドラツム)と呼びます。
 b.縦菱形の形ですが。これをPunctum inclinatum(プンクツム インクリナツム)と呼びます。
 c.湾曲した方形に右下に尻尾が付いているような形ですが、これをVirga(ビルガ)と呼びます。
 d.これは、言葉で表現しにくい形ですが、同じ名前で三種類の形ですが、全て同一の音符です。左側が魔法のランプの炎の形、真ん中が横長の方形のひずんだ形、右側がビルガの尻尾を取った形で、これらをApostropha(アポストロファ)と呼んでいます。
 e.これも三種類の形の音符ですが、全て同じ音符として扱います。これは、左から左傾斜の菱形、真ん中が横長の方形、右端が少し膨らんだ方形、これらをOriscus(オリスクス)と呼んでいます。
 f.これは、右傾斜の菱形ですが、Qulisuma(クイリスマ)と呼んでいます。
 そしてこの音符は全て8分音符で五線譜の音符のような種類は有りません。

 写真(コピー)の中央には、ネウマ譜が二つ連結された(二音ネウマ)場合の名称と種類が述べられています。
 左側の様な形式が、Pes seu Podatus(ペス セゥ ポダツス)と呼びます。楽譜の一番左上に張り付いて居るように見えるのが、五線譜のト音記号に相当する記号でC音記号、その記号が挟んでいる線がドになる事を示しています。ですからこのネウマ譜を五線譜に解釈すれば、ファ、ソになる訳です。
 右側の様な形式は、Clivis(クリビス)と呼びます。先程と同じ階調なので、五線譜に解釈すれば、ラ、ソになる訳です。

 その下の三連の音符(三音ネウマ)の名称と種類は;
 左上から下へ簡単に説明します。
 左上が、Porrectus(ポーレクツス)で、ド、ラ、シを表現しています。
 その次が、Scandicus(スカンディクス)で、ミ、ファ、ラを表現しています。
 左の一番下が、Salicus(サリクス)で、同じく、ミ、ファ、ラを表現しています。
 右上に付いての説明;
 右上が、Torculus(トルクルス)で、ソ、ラ、ソになる訳です。
 右下は、Climacus(クリマクス)で、ラ、ソ、ファになります。

 次に、四連の音符(四音ネウマ)ですが、ここまでで大体の事が理解して頂けたと思います。
 左上から、Porrectus flexus(ポーレクツス フレクス)
 左下が、Pes subbi-punctis(ペス スッビ プンクティス)
 右上が、Torculus resupinus(トルクルス レスピヌス)

 以上が、このページの簡単な説明になります。

 この様に、ネウマ譜は五線譜に変換は出来るのですが、ニュアンスが正確に表現出来ず、やはりモノフォニー音楽を歌う時などは、ネウマ譜の方が歌う易いと思います。 

テーマ : 音楽理論
ジャンル : 音楽

私の研究のライフテーマの一つのネウマ譜  続編01

ネウマ譜1
クリックして下さい。写真を拡大出来ます。

 この写真は「リーベル・ウズアリス ミサ・エッツ・オフィッシ プロ・ドミニシス・エッツ・フェスティス(日曜と祝日のための全てに使える 聖餐式と聖務日課)」と云う四線の楽譜(ネウマ譜)の本の最初のページです。
 以前、少し触れた事があると思いますが、私の生涯の研究テーマの一つが、このネウマ譜の解読です。最近は他の工学系の研究に忙しくて、全くしていないのが現状ですが、今日は気分転換の為に、楽譜を開いていました。
 それで、皆様にはご興味も無いと思いますが、昔のヨーロッパの楽譜は、この様な楽譜が在ったのだと知って戴きたく、紹介させて戴きます。
 この楽譜に関しては一応、これだろうと云う歌唱法は確立されているのですが、本当に間違いが無いのかと云われたら、研究者達は絶対に間違っていないとは言えないのです。
 この楽譜は五線譜が発明されたバロック期に使われなくなり、その後にクラッシクのメンデルスゾーンが彼の作品で、そのネウマ譜で書かれた旋律を、通奏低音のパートで、使っていて呉れた事から、この楽譜の解読がある程度進んだ経緯が在ります。
 所謂、モノフォニー(単音律旋階)からポリフォニー(複音律旋階)への西洋音楽の発展の中で消えていった楽譜なので、現在その解読が、ドイツとフランスの二カ所での研究が続けられています。
 私も、微力ながらその研究の手助けがしたく、高校生の頃に、この写真の楽譜を手に入れて、研究を進めています。一番下に1951と在りますが、1951年にパリで印刷されて楽譜です。一冊の本で、その厚さが6cm程在りますし、年数が経っていますので、本もボロボロになってきています。何分私より先に世に出た楽譜ですので・・・・劣化して当然なのかも知れません。
 書かれている言語はラテン語で、ラテン語は三種類在ります。その一つは教会ラテン語、貴族ラテン語、民衆ラテン語の三種類在りまして、それぞれが微妙に、また在る部分では絶対的に違っている箇所もあります。因みにこの本は教会ラテン語で書かれています。貴族ラテン語は、学名などに現在使われるだけで、単語のみの使用となっております。イタリア語が民衆ラテン語から出来たのですが、この教会ラテン語からイタリア語を見ると、全然違った言語に見えます。
 まずは導入部分(イントロイトス)から・・・。
 この次は、五線譜とこのネウマ譜(四線譜)の対象による説明文を見て戴きたいと思います。

テーマ : 音楽理論
ジャンル : 音楽

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